今を生きるリーダーのスピーチを掘り下げる

こんにちは、TECHLIFE SG代表の三浦です。

先日、こんな話題をネットで見かけました。

◇ザッカーバーグのハーバード卒業式のスピーチが感動的だったので日本語訳した。

http://www.huffingtonpost.jp/keizo-kuramoto/mark-zuckerberg-harvard-speech_b_16818864.html

ザッカバーグの演説が素晴らしいとか、いやいやジョブズの方が素晴らしいとか、個人の価値観やその内容よりも、日本語訳された方の補足が気になりました。この方がどんな方かは存じ上げませんが、いくつか心に残った部分をピップアップしたいと思います。

最近夕焼けの色合いがとてもきれいな日がちょくちょくあります。これは昨日の一枚。

最近夕焼けがきれいな日がちょくちょくあります。これは昨日の一枚。

<まず最初>

引用「(最近、凄いのは”日本”じゃなくて単にその技術の発明者個人であって、ネットでこの記事読んでるお前じゃねーよ!とかそういう言わずもがなのことをいちいち言ってタフぶってる人がいますが、そういう人は社会というのが色んな人のサポートしあいによって成立しているってことを軽視しすぎてると思います)」

どうしても作る側・使う側とか、届ける方・受け取る方など、生産者が高く評価されがちな現在です。もちろん、そのために費やした時間などを考えれば、それ相応だとも思いますが、だからこそ謙虚に生きたいと心がけています。また人は、自分の都合の良い意見にのみ耳を傾けてしまいがちです。Twitterなどを眺めていると、ネットだけの世界で生きている人らが、自分の周りこそが世の中、と勘違いしている人がここ最近多く見かけます。

先日日本へ一時帰国した際、実家にも立ち寄りました。いまだテレビや新聞に頼って、それを信じきって生活している人達も多いのです。そして、そのような人がマジョリティであることも忘れがちです。

排他的な村社会は遠慮しますが、助け合いの補い合う社会はあっても良いのではと最近思います。

<2つ目>

引用「なんにせよ徹底的にアメリカンに理想主義的だから、骨絡みの懐疑主義者の日本人からすると具体案に近づけば近づくほど「え、さっきの超凄い話の具体例がそれ?」って感じもあるんだけど(笑)でもそんな疑問が沸いた時点でこっちが「俺って小せえ人間かも」ぐらいになってしまうほどの徹底的理想主義の迫力みたいなのがあって圧倒されて最後まで見てしまいました。」

私も徹底的な理想主義になりきれない人間です。真顔でそういうことを言ってくる人が苦手でした。しかし海外生活が長くなり、様々なバックボーンを持つ人達と出会ったせいでしょうか。そういう人も存在するんだなぁ「俺って小さい人間かも」と感じることも増えてきました。私にはまだその大胆さが足りないのですが、謙虚・現実主義に少し大胆な理想主義がスパイスされるだけで、非常にバランスのとれた考え方ができることがわかってきました。

<3つ目>

引用「「あなたの立場によってはこれはひょっとすると偽善そのものに見えるかもしれん・・・が、「超弩級に徹底した揺るぎない偽善」は、それ自体を多くの人が「善なるもの」として必要としているメカニズムというのもあるだろうというぐらいの迫力でした。」」

失礼ながら「この人は偽善の塊だなぁ」と思うタイプの人も少なからずいます。ただし最近は「必要としている」メカニズムもあることがわかってきました。必要な人間がいる、またそれに縋らざるをえない人たちもいるというのが正しい表現かもしれません。

週末の公園にて。実はこの5分前ぐらいがとてもきれいだったんですが、バス乗車中で撮り損ねました...。

週末の公園にて。実はこの5分前ぐらいがとてもきれいだったんですが、バス乗車中で撮り損ねました…。

スケールの大きい話はジョブズ(気になる方は読んでみてくださいね)/よりミクロな話題がザッカバーグと、それぞれ異なる視点で色々気づかされるスピーチだと思います。受ける印象は人によって異なると思いますが、面白いですね。

Best Regards,

 Nozomu Miura

miura

秋田県生まれ。ベルギー、東京を経て現在シンガポール在住。 様々な業務アプリケーションの開発に関わり、主に低レイヤーの開発を得意とする。 ベルギーへ渡り、照明最大手のR&Dのリードエンジニアとして、メディアサーバや照明制御の開発に6年間従事。 2006年のユーロビジョンソングコンテストやアーティストのステージを支えるエンジニアとしてベルギーを拠点に欧州で活躍。 日本ではライブストリーミングサイトdommuneや、坂本龍一の映像配信などをサポート。 その一方で、vjとしてクラブシーンとも関わり、積極的にvjソフトウェアを開発。 小さくてもニーズのあるツールを提供するのが生き甲斐。次のプロダクト作成のため、メンバーを探している半ばの人生。 エンジニアとしてのメンタルを保つために、アジア大陸最南端でギラギラ葛藤中。 動物とあんことレッドブルが好き。最近お酒に弱くなりました。

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