隣にいるライバルの芝生は本当に青いのか?

こんにちは、TECHLIFE SG代表の三浦です。

ビジネスにおいて「隣の芝生は青い」と思ったことはありますか?

ライバルのサービスや商品を妬ましく思った経験が一度はあるのではないでしょうか。

私は現在40代ですが、様々な職場を経験してきました。

大手の孫会社に該当する開発会社・スタートアップ・海外大手の研究開発部門・独立系中小企業等…そして現在はスタートアップ企業2社に精力的に関わっています。

私自身が若かった頃の感情と、今の若い人たちのスタートアップにありがちな不安が重なって見えることがあります。

もちろん私よりも若い人たちで、もっと高いステージで活躍している人たちも数えきれないほど存在します。遥か上の人たちの思考や感情コントロールは、私には見えませんが、若さゆえ葛藤している姿は比較的手に取るように分かります。私も同じようなことに悩みましたし、今も変わらず悩んでいることもあります。

私、犬猫では猫派です。HDB(団地)の入口で昼寝中の猫様発見。このモフモフ感!

私、犬猫では猫派です。HDB(団地)の入口で昼寝中の猫様発見。このモフモフ感!

スタートアップでは、何か良いアイデアが浮かび、かつ競合がいない場合、いち早くサービスインにこぎ着けたいですよね。また、何か特殊な技術を持っていて、それを使って画期的なブレークスルーを起こせそうな気配がする時も同じですよね。

もっと言うとこれはスタートアップに限らず、会社の1プロジェクトの話でも同様です。今のプロジェクトを延期・中断させてでも、取り掛かりたいプロジェクトなどあるはず。

最初は意気揚々とプロジェクトを進めていきますが、次第に競争相手がいることが見えてきます。競合他社がいなかったはずでも、他社が気がついて同様のサービスを模索し始めるかもしれません。いくら頭の中で「自分のことに集中、他人のことは気にするな」と唱えても、そこは人間だもの。隣の芝が青く見え始めてきます。

起業する場合、それ相応の覚悟と計画があるはずなので、そんなに簡単には気持ちは揺らぎません。揺らぐようであれば、起業しないか早く畳むことが身のためでしょう。他人にも迷惑をかけてしまいます。覚悟を決めて臨んでも、強そうなライバル・とても賢そうなライバル・派手な広報戦略でどんどん認知度を上げていくライバル・湯水のような資金を持っているライバル…様々なライバルが出現するでしょう。

私の経験から言うと、その「ライバル」の半分以上は実態がないのに、自分達の必要以上の思い込みで作り上げていることが多いのです。

見えないライバルを勝手に増やさないように、常に冷静に俯瞰しましょう。

特にこのようなネガティブ要素は集団でいると伝播しやすく、気持ちが流されやすくなります。しっかり、気持ちの芯を作って、今一度自分が何をしたかったか、それを実現したらどうなるのか、そんなことを想像して自分を信じてあげましょう。見えていたライバルの何人かはそれによって消滅するでしょう。残ったライバルは本当の脅威のはずですから、相手の強みなどからこちらが学べるところがないか謙虚に進めることで、次のステージに駆け上がれるかもしれません。

そして多くの先輩方からいつも言われるのは「ライバルは勝手に自滅していくよ」という言葉。そのライバルは実は自分たちのことを指しているのかもしれません。とにかく、自分たちが決めた後戻りができるギリギリラインまで、細々としてでもとにかく続けること。生き残ったものが勝ちの世の中です。全く余地を残さず、玉砕するのは賢くないと思うので、後戻りができるラインがどこにあるか、それを常に意識する必要があると思います。そのラインを跨いだら、何か考えが及ばなかったことがあったのでしょう。

それまで精一杯注ぎ込んでいたのであれば、そこからピボットするのも晴れ晴れしい気持ちで一新できると思います。

勝手に猫対決!ということで、こちらは東京は虎ノ門にある愛宕神社の境内近くにいた猫様。看板猫らしい。

勝手に猫対決!ということで、こちらは東京は虎ノ門にある愛宕神社の境内近くにいた猫様。看板猫らしい。

あれこれ書きましたが、私もまだまだです。人間は基本弱いものなので、葛藤の中で強くなっていくものだと信じています。その強さはきっとビジネスだけではなく、生きる力となって、人生を支えてくれると思っています。

Best Regards,

 Nozomu Miura

miura

秋田県生まれ。ベルギー、東京を経て現在シンガポール在住。 様々な業務アプリケーションの開発に関わり、主に低レイヤーの開発を得意とする。 ベルギーへ渡り、照明最大手のR&Dのリードエンジニアとして、メディアサーバや照明制御の開発に6年間従事。 2006年のユーロビジョンソングコンテストやアーティストのステージを支えるエンジニアとしてベルギーを拠点に欧州で活躍。 日本ではライブストリーミングサイトdommuneや、坂本龍一の映像配信などをサポート。 その一方で、vjとしてクラブシーンとも関わり、積極的にvjソフトウェアを開発。 小さくてもニーズのあるツールを提供するのが生き甲斐。次のプロダクト作成のため、メンバーを探している半ばの人生。 エンジニアとしてのメンタルを保つために、アジア大陸最南端でギラギラ葛藤中。 動物とあんことレッドブルが好き。最近お酒に弱くなりました。

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