40代の「選択と集中」

こんにちは。プログラマの三浦です。

若い頃(20-30代を指す)は何か一つできることに集中しましょうと言われた記憶があります。ビジネスの世界でも「選択と集中」という言葉がやたら流行った時期がありましたね。その考え方のバックボーンや本質を正しく理解せずに言葉の表層だけを見て、行動に移しても大火傷するだけですが、意外とこの罠にはまっている人をよく見かけます。

40代になってから「一般常識」と言われるものを再検討するようなりました。本当に正しいのか?多くの人にとって都合が良いからではないのか?と、そんな事例をとても多く目にしたからです。結局自分の都合の良い方向に誘導して、今自分が欲しくないものも購入させる、そんな資本主義の悪い部分だけがクローズアップされた年代だと感じています。が、画一的な個人をもう定義できるほど情報が管理されておらず、自分が好きなものを好きと言い、それぞれの価値観のみで行動するような人が増えてきました。より健全な姿に戻ってきたと思います。

HDBと呼ばれる国民向け団地。ここは古い団地ですが、中はリノベーションしてあって、とてもきれいだったりします。公園もあって気持ちの良い空間でした。

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さてさて、かたっくるしい前置きで始まってしまいましたが、私はこれからチャレンジをしたいことが幾つかあります。それは世間一般で言うところの常套手段ではない、トリッキーなものになりそうです。常に思考停止せずに俯瞰して物事を見るようにし、上手くいったことを横展開し、上手くいかない場合は意味のないことを続けてしまわないように気を引き締めたいと思っているからです。

今後の仕事を通してやってみたいということが複数あります(やってみたいことが多すぎて困っています)。10プロジェクトぐらい試してみたいことがあるのですが、さすがに物理的に無理なので2−3個まで絞り込みました。20-30代であれば、その中で更に将来有望なものを厳選し、そこで学んだことが将来に活かせられるか?と考えて、次の行動を起こしてきました。

将来に活かすことができるかと考えた時、40代の私が50代で活かすということがどれだけの価値があるのか。20代の経験が30代にどれだけ役に立つかという視点で見た時に、40代の結果が50代に及ぼす影響は格段に低くなっていると予想しています。そうなると今までとは少し異なった考え方にする必要が出てきます。

今の私は培った知識や経験をアウトプットするフェーズだと感じています。全く異なる分野に挑戦というわけではなく、先ほど書いた自分が挙げた3つのやりたいことを全部やるべきだと考えているのです。私が挙げた3つのやりたいことは(全く異なる分野ではなく)それぞれが線で繋がっています。一つの得意分野を柱にし、それぞれが無関係に見えて共通のスキルや経験で成り立っているものだからです。

物理的な時間は、年齢に関係なく皆に平等です。

あとは一瞬の解像度上げるか、時系列方向に解像度を上げる、どちらかしか選択肢がありません。

体力があった頃は、一瞬一瞬の解像度を上げて、その時にしか出来ないベストを提供する、年齢を経て体力を失った分は、コネクションや信頼できるチームに分散して、一瞬の解像度は凡庸でも時間軸方向の精度を上げることで、カバーできると思っています。

おそらくこれが40代の「選択と集中」の解釈だと思っています。

そう信じたので、それを具体的な行動に移し、一見関係のないように見える行動や働きも最終的に全てが繋がるように生きていきたいと思います。そうやって生きた方が色々楽しいことを経験できるとも思っています。

シンガポールで最も有名なコーヒー屋に行ってきました。これはロングブラック(アメリカンコーヒー)。酸味が強かったですが、とても美味しかった!人気の理由に納得。(画像に店のリンクを貼っておきました。)

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なんだかんだ、同じことをずっとやっていても楽しいものは楽しいですが、飽きますからね。

良い気分転換をして、色々経験してきてしまったせいで鈍感になった自分の感性を常にリフレッシュし、若い人の「今更なことにも興奮」する様子を、ゆったりした気持ちで流せるようになりたいものですね。

私はやはり職人気質だなと感じることが多くなりました…

Best Regards,

 Nozomu Miura

miura

秋田県生まれ。ベルギー、東京を経て現在シンガポール在住。 様々な業務アプリケーションの開発に関わり、主に低レイヤーの開発を得意とする。 ベルギーへ渡り、照明最大手のR&Dのリードエンジニアとして、メディアサーバや照明制御の開発に6年間従事。 2006年のユーロビジョンソングコンテストやアーティストのステージを支えるエンジニアとしてベルギーを拠点に欧州で活躍。 日本ではライブストリーミングサイトdommuneや、坂本龍一の映像配信などをサポート。 その一方で、vjとしてクラブシーンとも関わり、積極的にvjソフトウェアを開発。 小さくてもニーズのあるツールを提供するのが生き甲斐。次のプロダクト作成のため、メンバーを探している半ばの人生。 エンジニアとしてのメンタルを保つために、アジア大陸最南端でギラギラ葛藤中。 動物とあんことレッドブルが好き。最近お酒に弱くなりました。

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