プログラマに資格は必要か

こんにちは、プログラマの三浦です。

今日は’資格’についての話題を。どんな業種においても資格というものがあります。

また国が定めている資格制度から、一般企業が定めているベンダー資格等、様々な資格があります。プログラマにも国が定めている資格がいまだにあり、そのジャンルも細分化されています。

これらは、国が進めているプロジェクトに国内企業が参入する際の必要最低限なハードルだったりします。また、資格保有者の単価を通常のエンジニアよりも高く設定できることが多いため、会社にとってもメリットがあります。

国以外のプロジェクトにおいて、資格を持っているゆえ、単価を上げるという話はあまり聞かず、経験豊富なリーダーという曖昧な表現を補強する形で資格を明記したりする、そんな具合です。

今日も、いや一年中シンガポールは暑い!とはいえ、日本の夏よりは涼しいので、この季節は日本より多少快適です。

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もともと天邪鬼な私は、「試験で俺の実力を推し量ろうなんて」「試験で現場の力量は測れるわけがない」と必要以上に嫌悪感を抱いていました。

大学院を卒業後、地元のシステム開発会社に就職し、自分の周りの同僚エンジニアが次々と資格試験に挑んでいきました。そして、次第に合格者も増えていきました。だんだん内心穏やかではなくなり「(合格者より)実力があると自負していたけど、対外的には評価されない?!」という現実を目の当たりにする機会が増えたのです。

公的なプロジェクトが多い会社であったため、意味のある資格だったわけです。そんな流れで悔しさから受験し、その頃の第1種情報処理技術者という資格を取得しました。

今でも記憶に残っているのですが、多少なりともそのための受験勉強をしました。

現場での経験年数があれば何とかなるだろうとタカをくくっていましたが、模擬試験を受けて、「ん?これは事前に対策が必要」ということを感じました。試験に合格するための受験勉強というのは本質的ではありませんが、試験対策をしないと受からないという印象を受けたのです。

それまで独学と大学の授業程度の知識で、業務は何とか出来ていたのですが、試験となるとまた異なった見方や考え方を学べることができました。また、それまで乱雑にあった頭の引き出しが、かなり綺麗に整理されました。今でも資格の「意味」は感じませんが、その後の自分の役には立ったと感じています。

プログラマ(エンジニア)にとっての資格は、あくまでも自分のためのスキルアップと捉えないと厳しいです。

会社から取得しろと言われて能動的に取得しても、全く意味のあるものにはならないでしょう。

たまに資格を取得するのが趣味であるかのような、資格マニアの方もいます。否定しませんが、それらの資格が自分にとってどれだけプラスになっているのか、常に冷静に見る必要があると思います。資格を取得するにも時間と多少の出費が必要ですから、損得勘定をして、それらを他に回したほうが良いというものだったら、迷いなく資格以外の他の選択肢を取るべきと自分は思います。

駅のショップ街で見つけた「Okinawaヘアカットスタイリング」どのあたりが沖縄なんでしょうか...

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最近目にする注目のスタートアップ企業、ベンチャー企業のエンジニアで資格アピールしている人はまずいません。

ただ、表に言わないだけで資格を持っている隠れ資格保有者も多いことも知っています。

また、会社をスケールしたいとなった時に、コアになるメンバの選定の際には、やはり資格は多少なりともプラスに作用すると思います。ただし、個人的にはベンダー資格にはあまり価値を見いだせません。そのベンダー自体が後何年存続可能かを考えた上で、資格の価値を考えてしまうからです。

普遍的な知識を学ぶ方が身のためだと考えます。

少なくとも、第1種情報処理技術者やデータベーススペシャリスト、ネットワークスペシャリストといった資格は、その受験勉強で覚えた普遍的な部分のノウハウは今でも生かされていると感じます。

たとえ、日本の外に出て資格の意味を失っても、その普遍的なノウハウはどこでも通用することと思います。

Best Regards,

Nozomu Miura

miura

秋田県生まれ。ベルギー、東京を経て現在シンガポール在住。 様々な業務アプリケーションの開発に関わり、主に低レイヤーの開発を得意とする。 ベルギーへ渡り、照明最大手のR&Dのリードエンジニアとして、メディアサーバや照明制御の開発に6年間従事。 2006年のユーロビジョンソングコンテストやアーティストのステージを支えるエンジニアとしてベルギーを拠点に欧州で活躍。 日本ではライブストリーミングサイトdommuneや、坂本龍一の映像配信などをサポート。 その一方で、vjとしてクラブシーンとも関わり、積極的にvjソフトウェアを開発。 小さくてもニーズのあるツールを提供するのが生き甲斐。次のプロダクト作成のため、メンバーを探している半ばの人生。 エンジニアとしてのメンタルを保つために、アジア大陸最南端でギラギラ葛藤中。 動物とあんことレッドブルが好き。最近お酒に弱くなりました。

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