他者との差別化を図る

この人には勝てないな、と感じる人に出会ったことがありますか?

先日知り合いの方々とこのような話題で盛り上がりました。

その時何人かの凄腕エンジニアが思い浮かびましたが、ここは勝てないけれど、ここは自分の方が得意かも…等、「完全無敵な人はいない」というのが私の結論でした。

世の中は広いですから、完璧超人エンジニアがどこかにいるでしょう。たまたま自分とはご縁がなかっただけだと思いますが、エンジニアのプライドでそう考えたのかもしれません。

会社の中でなかなか評価されず、悶々とした日々を送っている人も少なくないと思います。

技術に理解があるCEOやCTOなどが見てくれるところは安心ですが、そうでない場合はエンジニアが苦手とする「自分は凄いぜ」アピールをしないといけません。

ここで、アピール上手な方は問題ありませんが、そうでない場合はどういった方法があるでしょうか。アピールせずとも無視できない存在になるしかないと自分は思います。

最近行って気に入ったコーヒー屋。たまにはノマドコーディングもいいものです。中華街の外れにあり、窓の外には隣町の金融街が見えます。

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「自分だけにしかできない」というのは昔に比べて、大分限られた分野にしか残されていないと思います。

最近では、人工知能周りの知識、GPGPUのような並列処理、特殊な圧縮・暗号化技術、特殊なデータ管理、でしょうか。これらを得意とするのであれば、そもそもそれができる人は少数なので、アピールせずとも注目は浴びるでしょう。

話は逸れますが、「業務が特殊で俺にしかできない」は危険ですね。短期的には仕事に困りませんが、長期的に見ると不利な立場になります(この場合、その組織にも問題がありますが)。

その他パッと思いつくところでは、日本語以外の言語が話せる、経営のノウハウを持っている、お客さんとのパイプ(直接コミュニケーションを取れる)などでしょうか。

例えば「英語が話せる」こと。周りが全員英語を話していたらそれが当たり前ですが、日本人の多くは英語が苦手ですので、その中では希少価値になるわけです。

他者との差別化とは同時に自分自身と向き合うこと。

私自身のアピールをすると、フォンノイマン型のコンピュータであれば、言語が変わろうが食っていけるという自信があります。

元々小学生の頃からハンドアセンブルをし、今でもC++やObjectiveCなども頭の中では、一部マシン語に置き換わって認識している時が多いです。

プログラミングも基本PCに向かう前に完了していて、PCの前では頭の中をキーボードを使って、ただアップロードするような感覚です。

また学生時代にコンピュータサイエンスを学ぶ意味を深く考えさせられました。

何が普遍的で何が普遍的ではないかの目を養うことが、大学院で研ぎ澄まされる能力だと思っています。沢山の新しい技術や分野が出てきては消えというのが昨今ですが、冷静に見極め何を習得するのが普遍的な知識になりうるのかを考えることが大事だと思います。

というのもIT業界の潮流を眺めてみると、少しコンピュータサイエンスから離れつつある分野なども見受けられます。

コンピュータサイエンスを学んだ者とし、今後はプログラミングだけではなく、別の面にもコンピュータサイエンスで得られたノウハウを投入し、今以上に希少価値として見られるように頑張りたいと思っています。

'SIM LIM SQUARE'という、いわゆる電子製品の問屋街でついに買ってしまいました。お安めの型落ちですが...。

‘SIM LIM SQUARE’という、いわゆる電子製品の問屋街でついに買ってしまいました。お安めの型落ちですが…。

Best Regards,

Nozomu Miura

miura

秋田県生まれ。ベルギー、東京を経て現在シンガポール在住。 様々な業務アプリケーションの開発に関わり、主に低レイヤーの開発を得意とする。 ベルギーへ渡り、照明最大手のR&Dのリードエンジニアとして、メディアサーバや照明制御の開発に6年間従事。 2006年のユーロビジョンソングコンテストやアーティストのステージを支えるエンジニアとしてベルギーを拠点に欧州で活躍。 日本ではライブストリーミングサイトdommuneや、坂本龍一の映像配信などをサポート。 その一方で、vjとしてクラブシーンとも関わり、積極的にvjソフトウェアを開発。 小さくてもニーズのあるツールを提供するのが生き甲斐。次のプロダクト作成のため、メンバーを探している半ばの人生。 エンジニアとしてのメンタルを保つために、アジア大陸最南端でギラギラ葛藤中。 動物とあんことレッドブルが好き。最近お酒に弱くなりました。

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